小川洋子さんの『ことり』は会社の休み時間に読んでいたのだけど、後半は

家に持ち帰って読んだ。

冒頭の文章と最後のページがつながるのだけれど、小鳥のおじさんの最期には

思わず涙がぽろぽろこぼれた。家でひとりで読んでてよかった。

 

向田邦子の『眠る盃』はポイントで購入。

1章が短いので、朝の時間があるときに占いみたいにぱらりと開いたところを

読んで心に留める。彼女の文章は簡潔で且つなるほどと思わせる鋭さがある。

若い時に読んでもピンとこなかったかもしれない。

年齢が筆者に近づいてきているからこそ、感じられることがたくさんある。

 

それから、珍しく古本ではなく新本2冊。

石井桃子の『家と庭と犬とねこ』は単行本のときから読みたいなぁと思っていた。

本屋を歩いていたら(本屋を散歩みたいに目的なく見て回るのが好きだ)偶然に

見つけた。夜、眠る前に時間があるときだけ読んでいる。

働きながら、ひとりで身を立てて暮らしていた著者。

環境や時代は違えど共感できるところがあって面白い。

 

穂村弘さんのエッセイ『蚊がいる』も。

文庫版は巻末に又吉との対談付き。

ホムリンは期待を裏切らない面白さなので、明日の休みに一気読みの予定。

独身エピソードが好きで、結婚しちゃったからどうなのって思ってたけど、

買う前にちょこっと拾い読みしたら、相変わらずな感じで安心。

最近は本が値上がりしていて、同じ作家の新本で10年前に出版したものと

最近出版したものとでは倍近い価格になっている。

そして紙の質が昔より悪くなっている。

この2冊はわたしの許容範囲の600円台だったので買いました。

向田邦子の本は新装版にすることで値上げしているし。

本が欠かせない身としてはちとつらい。

 

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